家族と野球と視覚障害

どうせするなら楽しむ努力を

家族

 

「あなたの一番大切なものは何ですか?」

そう問われたら、皆さんは何と答えますか?

 

昔は回答が優等生過ぎてつまらないなんて青い見栄から言い切れずにいましたが、今ははっきり断言できます。

家族

をおいて他にないと。

 

もしも妻がいなくなったら、

もしも娘がいなくなったら、

母が、

父が、

兄がいなくなったら、

 

真面目に想像すればするほど心臓がぎゅっと潰されます。

かけがえのない存在なんです。

 

 

私は小学生の頃から、寮生活をしていました。

通っていた盲学校が県に1校しかなかったからです。家に帰れるのは週末だけ。

そんな環境も手伝い、思春期になっても帰省する日が楽しみでした。

明確な反抗期もなかった様に感じます。

 

成人して就職すると、今度は一人暮らしを始めました。

結果、親元にいる時間は短くなってしまいましたが信頼し尊重してくれた深い愛情に心から感謝しています。

 

もしも手元に置かれていたら、自分の家庭を築く幸せは味わえなかったかもしれません。

 

この頃、流石に年をとってきた親を見ていると少しでも早く自分の家の近くに引っ越してきて欲しいと思う反面・・思い出深い家を離れる決断は簡単ではないのだろうと感じます。

私にとっても陽だまりの様な故郷がなくなることは、寂しいことですしね。

 

 

残念ながら時間は有限。

 

家族と離れている人や、何かに行き詰っている人は一度帰ってみてはいかがでしょうか。

私も今年は3人で実家に帰る機会を増やしたいと思っています。

 

 

妻と娘のお話はまだ後日。

今日のところは、おやすみなさい。